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青商会結成20周年記念企画「インタビューリレー•青商会OBたちに聞く! 」第3弾

青商会結成20周年記念企画
「インタビューリレー•青商会OBたちに聞く! 」


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在日本朝鮮青年商工会第7期・ 第8期会長 具本憲氏

Q. 具本憲氏にとって青商会とは何ですか?

A. 私にとっ て青商会とは、「自分の人生を見つめ直す第二の学校」であったと思います。当時、朝青を卒業した若い商工人たちは、自分たちが活躍する場 所を求めていたのですが、商工会や総連支部に出るのは年齢的に若すぎて敬遠される傾向にありました。そのような若い世代にとって、青商会 は再び「新しい出会い」を提供してくれる学びの場であったのです。仲間、先輩、親友、後輩…。当時のつながりは今でも揺るぎないもので す。彼らとのつながりを与えてくれた青商会は、試練や困難を乗り越える要因であり、たくさんのことを学ぶ機会でもあり、なんといっても、 志をともに進む事の喜びを感じる空間でした。そのような意味で、青商会はまさに「自分の人生を見つめなおす第二の学校」なのです。

Q. 青商会で学んだことは?

A. 青商会の 活動で学んだ事は、「自分たちでつくる」ことの大切さだと思います。当時、政策議論を本当にたくさん、そして真剣にしたことを記憶してい ます。今、何をすべきなのか、そして、その目的を達成するためにはどのような手段を講じなければならないのか、イベントの計画や実践方法 に至るまで、緻密にきっちりとシステム作りをした思い出があります。そのような経験は今でも生きていて、現在、私が商工会の活動や学校の 運営などに携わる場合においても、青商会時代に学んだことを実践していると言えます。

Q. 一番印象残ったことは?

A. 私が青商 会の会長をつとめた第7期、第8期は、青商会の歴史においても非常に困難な時期でした。拉致事件の直後、ピョンコマ中止という非常に ショッキングな時期で、実際、青商会から距離をおく会員も多数いました。そのような中、私は先輩達はもちろん、多くの後輩たちに支えら れ、そして助けられたことを記憶しています。私自身も、多くの会員たちと膝を交えて語り合ったことを今では懐かしく思います。困難な時期 に心に刻んだことは、団結の重要さ、ピンチなときほど、固く団結して前に進むことの大切さです。当時の常任幹事をはじめともに活動したメ ンバーたちについては、一生忘れることはないでしょう。ともに団結して進んだ仲間ほど、いいものはないと思います。

最後に:青商会結成20周年を迎える全国青商会会員へのメッセージ

青商会結 成20周年記念行事、必ず実現させてください。我々が出来なかった夢を、今の青商会の後輩たちが引き継いでくれていると思うと、本当にう れしいし、頼もしいです。全面的に応援しています。豊かな同胞社会のために、子どもたちの明るい未来のために、ともに頑張りましょう!

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