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【青商会中央幹事会第13期第1回会議拡大会議】報告

10月31日(土)総連中央会館にて青商会中央幹事会第13期第1回会議拡大会議が、日本各地の会長、幹事長をはじめ25地方80名が参加し、午後2時から7時まで行われました。

●会議開始前に、朝鮮半島を取り巻く情勢について総連中央国際局長の講演を約1時間聴きました。

 もっと長く聞きたかったと要望があった今回の講演を通じ、多極化、自主化へと向かう新たな世界秩序をウリナラがリードし、構築している事を学ぶ事ができました。
 また「朝鮮半島はもちろん、ダイナミックに変化する世界的な大転換期に30代として生きて、活動する」意義、そして青商会に対する同胞社会の期待の高さを再認識する事ができました。
 
 会議冒頭、副議長の挨拶を通じ、参加者達は、1,2世が何も無い、いやハンディだらけだった「日本の地」で、現在のような組織、学校、商工会などの団体を創り、発展させ、同胞コミュニティーを形成された、「在日魂」をネバーギブアップ精神で継承させていかなければならないと決意を新たにしました。

●今回の会議は、「『同胞社会富興』のために青商会組織を魅力と力を備えた組織へと強化し、結成15周年をむかえる。」との13期の目標にそって、地域組織を活性化させ、青商会組織の動員力、財政力、宣伝広報力をアップし、「6つの数値目標」を実行すべく課題を討議決定しました。

[6つの数値目標]
イベント動員数:4300人 会費数:1800人 情報網:6132人 部署委員会数:60ヶ所
ウリウリコッポン普及数:750個 「NPO法人ウリハッキョ」会員数:600口

[幹事会の議題]
1.「地域組織を活性化させ青商会組織の動員力、財政力、宣伝広報力をアップさせよう!」
2.「在日本朝鮮青年商工会結成15周年記念事業について」

*決定事項は以下からダウンロードできます。

中央幹事会決定事項091031.pdf 

●会議は、議題に対する中央会長の報告があった後、3つの班に分け、討論を行いました。

 討論では、「青商会が今、何を成すべきか?」をテーマに現在の同胞社会の状況と青商会に対する期待、そして、現在の問題点と課題など時間が経つのを忘れるほど真剣に、そして深い話が行き交いました。

●その後、全体で集まって、九州青商会の報告と6人の討論を行いました。
 特に九州青商会の報告では、地方組織は、もちろん、すでに5つの地域に部署委員会を設置し、年間計画も立て、活動する事によって、地域組織がレベルアップし、結果、地域同胞社会を活性化させているとの経験が報告され、参加者の拍手喝采を受けました。
*九州の経験は、後により詳しく掲載します。

 その後、会員拡大と地域組織活性化について埼玉中部地域と岡山倉敷地域、そして詳細な会員分析によって、会員のニーズにあった活動をより行うとの千葉西部地域、そして、1800人以上を集めた川崎大交流会について川崎地域の代表が討論しました。

 今回の会議は、青商会が同胞社会の主役となるべく、今後、青商会の組織力のレベルをワンランクアップさせる要求性と課題を提示した、意義深い会議でした。

 また、結成世代が卒業した現在の青商会において、青商会第2世代の役員が結成当初の「思い」と「事業」を継承しつつ、青商会に対する同胞社会の高まる期待と青商会の実情にそって、全盛期を切り開いて行くとの使命感のもとに一致団結し、ビジョン達成のための行動を一致した会議となりました。

 もちろん、会議の後も懇談会、2次会…と熱い議論は続きました。

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