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【ケーススタディー】埼玉青商会に学ぶ

埼玉県には同胞が約1万人、30代男生が1500人(特別永住者の数)住んでいます。
この数は東京の5分の1、大阪の10分の1程度の規模といえます。
このような状況下で埼玉青商会は、昨年1年間、青商会会員はもちろんのこと子どもから大人まで県下の同胞を青商会が主催した各種イベントに延べ1600名を動員しました。
また、青商会の活動が、ウリハッキョ学生数増加に大きく貢献したと評価されています。
埼玉青商会は何故このように活躍できたのでしょうか?…


saitama.jpg●役員の一致団結力強化!

埼玉青商会の活躍の源は、やはり、役員の一致団結力でしょう。
埼玉では、昨年活動を本格的に始動する春先に一泊二日の役員講習を行い今年の活動目的と内容はもちろん、その根本となる、『志』をとことん話しあいました。
また、一時的な「熱さ」で終わるのではなく、県下役員50名を対象とした青商会活動情報を随時メールで配信し役員の情報共有とモチベーションアップを地道にしています。
まさに『子ども達の輝かしい未来と豊かな同胞社会』のため青商会が主役となろうとの熱き使命でひとつになった役員達の力の結果です。

●地域活動の活性化!

気持ちだけでは事は動きません。
埼玉では、会員の生活と拠点、青商会ネットワークの窓口である地域組織を強化し、活性化し活動の原動力としました。
県下5つの全地域組織の幹事会を定例化するのはもちろんの事、地域の会員、30代青年そして、同胞を対象にした『楽しい』イベントを全地域で企画しました。
あの有名な、カブト虫300匹をプレゼントした中部地域をはじめ、夏のイベントだけでも全地域で合計500名を動員しました。
やはり地域の地道な活動と動員力が青商会のエンジンです。

●309名を情報網に!

埼玉では、県下30代309名を青商会情報網に網羅しました。
メール、DMなど青商会情報を幅広く、こつこつと配信しました。
これは、県下30代の5人に1人に青商会の情報を配信しているといえます。

●斬新なイベントに大胆な動員を!

もう一つ埼玉青商会をパワーアップさせた要因は斬新なイベントを企画し動員目標を大胆に掲げ、実行した事といえます。
埼玉では、学校支援と地域福祉に貢献する目的で初の北南合作アニメ「ワンフシンチョン」上映会を企画し、そこに900人以上を動員しました。
この過程で役員の団結力はより一層強化し、地域組織力もアップしました。
企画に対する会員、同胞らの反響も良く、まさに、計画性のあるイベントと動員は一石二鳥、三鳥です。

●会員準会員400人を目標に!

今年1月総会を行い新会長はじめ新役員を選出した埼玉では、今期、会員準会員を400名に拡大することを目標としました。
もちろん会員の「数」だけが重要ではなく、在日同胞がアドバンテージとなる新時代に向かって子ども達、同胞達が朝鮮人として堂々と豊かに生きる社会を築くとの「志」をもった仲間がどれほどいるか、またその仕組みとなるネットワークをどのように築いていくのかが大切です。

全国の青商会のみなさん、埼玉の経験を学び青商会活動を盛り上げ同胞社会の主役として役割を果しましょう!

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