■福岡地域青商会
①同胞資格者との「異業種交流会」開催
昨年11月に160人規模の「ビジネスセミナー」を成功させた福岡地域青商会・経営企画委員会では、2008年度の二度目の事業として30代の同胞資格者たちとの「異業種交流会」を4月4日(土)に開催。
交流会には、青商会の会員と準会員17名と、朝鮮大学校法律学科卒業生で第一号となった金敏寛弁護士を始め、税理士、行政書士、一級建築士のほか、福岡支部で同胞高齢者を対象に行っているデイサービス「故郷の家」でボランティアスタッフとして活動している作業療法士の張貞美さんら8人の若手資格者達が参加しました。
交流会では、資格者達の紹介と福岡青商会が行っているチャリティーコンペや、福岡初級学校の遊具補修作業(ペンキ塗り)などの地域同胞社会発展の為の活動を紹介する写真映像が紹介され、各自テーブルを回りながら名刺交換が行われました。
交流会の参加者達は、今後、青商会と同胞資格者らが情報と連携を密にし、地域の同胞社会の維持発展の為に一層協力していくことを確認すると共に、ビジネスや経済活動においても互いに協力していくことの大切さが確認されました。
②福岡地域青商会 臨時総会開催
2009年度のテーマは「真価」
昨年4月の第8期総会以後、九州青商会の「起爆剤」として活動の先頭を走ってきた福岡地域青商会が去る4月25日(土)、34名の参加の下、臨時総会を開催した。
臨時総会では、2008年度の事業報告と決算報告、2009年度事業計画と予算案が承認され、2009年度事業を推し進めていく常任幹事の補選が行われた。
福岡青商会・朴成根会長は、2009年度事業のテーマを「真価」としながら、「昨年の総会以後一年間、幹事の皆さんには毎月一度の例会事業を実施していく上で本当に頑張っていただいた。しかし8期の最後の年である今年こそ一過性や勢いではなく、地域の同胞社会と福岡初級学校の発展の為に活動する福岡青商会の存在と役割を定着させる為にも今年の一年が大切」だと語りながら、幹事・会員たちのより一層の協力と各自の努力を熱く呼びかけた。
福岡青商会では、今年一年間、中央と九州の「会員・準会員の倍増」目標に沿って、青商会世代のネットワークの更なる拡大を目指し、会員拡大広報委員会を設け、四半期に一度の「情報誌」を発行し、全ての青商会世代に配布し、活動への理解と協力を求めていくという。
また、昨年に引き続き、朝青支部との連携を取りながらも、今年は商工会、朝銀、金剛保険との連携を実現し、セミナーなどを実施していくという。
■九州青商会・経営企画委員会→初の「飲食業経営者交流会」を開催!
九州青商会経営企画委員会で初めての開催となる「KYC九州飲食業経営者交流会」が4月21日(火)、小倉北区日明の「韓辛」で行われた。
交流会には、北九州市で飲食業を営む9名の青商会会員と大分、山口から駆けつけた3名を含め14名が参加した。
交流会では、参加者が持参した自店のメニューを交換した他、仕入れやクレジットカードの手数料等に関する簡単なアンケートを行い、その結果を発表、経費の削減方法などについての経験談などが語られた。
初開催の実行委員長を務めた小倉青商会・崔慶植副会長は、「初めての会合なので、まずは顔合わせと互いがもつ悩みや情報を共有することに重点を置いたが、今後ネットワークを広げスケールメリットを実現する仕組みを作りさえすれば、KYC会員をはじめとする飲食業経営者たちに十分魅力と利益を与えられる部会へと発展させることが出来る」という確信を得ることが出来たという。
経営企画委員会では参加者達の今後の飲食部会への期待に答えるべく、青商会世代の英知を集め「実利を生む仕組みづくり」とネットワークの拡大に重点を置き活動を活発化させていくという。