3月3日(日)、名古屋市内にて「中部ブロック役員研修会」が40名の参加の下、開催された。
研修会ではまず、朝鮮大学校先生の基本講演「新時代の朝鮮を考える」が行われた。
講演では朝鮮半島を取り巻く昨今の情勢の解説と問題の本質、そして今後の展望について話された。
その後、青商会中央から「青商会第16期前半期の総括、下半期の活動方針と課題」についてプレゼンテーションが行われた。
プレゼンテーションに続き各地方青商会からの今後の事業目標発表と決意表明が行われた。
内容は以下のとおり
【愛知県青商会】幹事長
東春守山、中川、尾張の地域青商会の再建と結成によって5個の地域青商会を正常化し地方組織を正常化、活性化する土台ができた。
今後は地方(県)青商会をしっかり機能させ、愛知県全域に青商会の影響を与える。
そして名東、名港の2つの地域青商会を9月まで立ち上げる。
役員対象の講演会、経営セミナーを開催し、青商会の役員強化と「魅力」を高めることによって会員を100名に拡大し、9月の『ウリ民族フォーラム2013IN埼玉』には30名以上参加させる。
【北陸青商会】宣伝広報担当常任幹事
何よりも去年の結成総会後、北陸代表として初めて役員研修会に参加できたことを誇りに思う。
結成後、北陸青商会では、広大な北陸3県の同胞達をつなげられるか?
民族教育をどうやって支援するか?
北陸同胞社会の活性化のために我々役員がどんな役割を果たせるか?
を基本に討議を重ねてきた。
そして3月10日に結成後初行事であるオープンセミナーを開催する運びとなった。
同胞情報通信サービスを3月に試験運用を開始し、今後はたくさんの同胞達をこの情報網に網羅し同胞社会を再度「つなげる」決意だ。
長らく青商会組織が無かったからこそ、青商会が出来たばかりだからこそ、今、青商会の存在意義を大きくアピールする。
【岐阜青商会】幹事長
「学校支援事業を中心に岐阜青商会のニュースタイルを!」のスローガンを掲げ、岐阜フォーラム開催時期よりも青商会を強化しようという目標を掲げている。
民族教育支援、経営サポート事業、「青商会を身近に思える」同胞青年交流会、対外事業を以下のイベントを契機にしていきながら積極的に進めていく。
2月の新年会、4月のチャリティゴルフ、5月のヘバラギ学園、6月の他県との家族交流会、また7月に「学生夢プロジェクト」や「東濃学校同窓会プロジェクト」を開催予定。
結果、会員を2倍に増やし、350名の同胞青年を捜し出し岐阜青商会のネットワークを大きく拡大する。また、埼玉フォーラムに多数の会員達を動員する決意だ。
【長野青商会】会長
いま長野青商会が非常に盛り上がっている。祖国訪問、フォーラム、そして今日も多数の役員達が参加するいい流れとなっている。
我々は3月16日に第10期総会を迎える。10期という節目に我々は地域活性化に寄与し「すべての力をウリハッキョのために!」のキャッチコピーのもと青商会の一体感を更に高めると共に「魅力」と「力」を備え、「創造力」を高める新しいチャレンジをたくさんしていく。 詳しくは総会の時に発表するつもりだ。
この情勢の中で役員達の意識を高め、温度差やブレが起こらないようにすることが大事。
そうやって15人の役員が1人ずつ会員を拡大することによって会員を15名拡大する。
そのほか学生数増加や財政、学父母交流会やセミナーなどの民族教育支援事業、ブログ読者増加や青商会情報誌作成、3つの部会強化などを通じて、青商会のネットワーク強化と幹事会の機能向上につとめる。
各青商会の決意表明のあと、5月24~26日に開催する「ヘバラギ学園」(愛知朝高学区初級部高学年学生の合同キャンプ)開催について、そして昨年好評のうちに第一期事業を終えた「コリアンビジネススクール東海」第二期事業の各要綱が発表され、中部ブロック青商会が主体的に参与し、必ず成功させようとアピールされた。
研修会後、近隣で参加者全員らで懇親会が開催。役員紹介やアピールなどが続き大いに盛り上がった。中部ブロック青商会の更なる躍進が実感された一日だった。