年2月11日（土）、関東ブロック役員研修会が東京でなわれた。

研修会には、東京、神奈川、西東京、埼玉、千葉から、日頃ウリハッキョをはじめ同胞社会のために青商会で献身的に活動する役員80名が参加した。

役員研修会は、役員達が青商会と同胞社会を担うリーダーとしての資質を向上させることを目的とし、2010年度より実施されている。

また、本年度より始まった『ブロック協議会』制度は、各地方役員間の交流を深め、スケールメリットを高める上で重要な場となる。

●『在日同胞社会と祖国』基本講演

研修会では、朝鮮大学校の先生により『在日同胞社会と祖国』をテーマに基調講演が行われた。
講演では、朝鮮学校無償化問題など同胞社会の諸問題が、祖国の分断に起因するということが解説された。

参加者の中には「このような問題について青商会が今後、真剣に討議すべきだ」、「青商会世代が在日同胞社会の歴史についてもっと知るべきだ」などの意見があった。

なお、この基本講演は、北関東・東北ブロック（2月4日）、近畿ブロック（3月4日）、中四国ブロック、東海ブロックとすべての研修会で同じ内容で行なわれる。
  

●K-興グランプリ中間総括

K-興グランプリ中間総括が発表された。中間総括では、主に日本各地の青商会の活動についての報告が行なわれた。

コリアンビジネススクール東海や北海道の同胞歴史資料館や神奈川の川崎大交流祭などが紹介された。

中間総括では、K-興グランプリ終了（第16回総会）まで残り5ヶ月の間にさらに役員たちが一致団結して運動を盛り上げ、多くの地域で『モデル青商会』を生みだそうと話された。

●「いいものは積極的に取り入れよう」経験討論

今回発表された経験討論は
①東京大田地域青商会「対外事業について」
②東京渋世地域青商会「常任幹事会の運営、部署活動について」
③神奈川南武地域青商会「学習会事業について」
※資料は青商会中央にお問い合わせ下さい

●関東ブロックで絶対に「最優秀KYC賞」を獲る！

最後にブロック長より閉会の挨拶が行なわれた。ブロック長は、日本各地で展開されているK-興グランプリにおいて関東ブロックが先頭にたち、必ず全ての地方で「優秀KYC賞」を受賞すること、そして「最優秀KYC賞」を関東の地域青商会が獲ることで、在日朝鮮人運動の全盛期を作る主役としての役割を果たそうと話された。

研修会が終わり、懇親会が行なわれた。

懇親会ではまず、関東ブロック活動についての具体的な提案を発表した。

●関東ブロック活動についての提案

関東ブロック幹事長より「関東ブロック活動についての提案」が行なわれた。関東ブロック協議会では、会員のニーズに応えるために、アンケートを実施し、その結果、関東ブロックとして今後期待する活動として

第1位　結婚応援事業
第2位　ウリハッキョの応援事業
第3位　就職生活支援

であることが報告された。
このアンケート結果を踏まえ、関東ブロック協議会が基本となり具体的な事業として「出会いのパーティー」を開催することとなった（詳細は2月下旬に発表）。
その後、懇親会では多くの役員が紹介され、新たな決意を表明した。