2012年2月12日(日)、コリアンビジネススクール東海(以後コリビジ東海)開講式及び第1回講義が名古屋にて開催され、受講生15名を含む関係者30名が参加した。
第1基受講生は、愛知、岐阜、三重、福井からすでに起業している人や今後起業を考えている人、事業を継承しようとする人、同胞起業の幹部など20代から40代までの同胞たち。
開講式には、イオ信用組合、愛知県朝鮮商工会、岐阜県朝鮮商工会の代表が参加していただき、暖かいあいさつを賜り厳かな雰囲気で執り行われた。
そして、青商会史上初となる若手同胞育成事業として『第1回コリビジ東海』は始まった。
『コリビジ東海』のカリキュラムは大きくアントレプレナーシップ(起業家精神)セミナーと事業計画書作成講座に分かれている。
まず、事業計画書作成講座では、朝鮮大学校経営学部・趙丹助教が『同胞社会や日本社会の起業環境』、『経営の趨勢』について述べ、事業計画書の必要性、作成ポイント、具体例について解説した。
また、アントレプレナーシップセミナーでは、洋菓子会社の同胞経営者が生い立ちから起業、店舗展開に至るまでの過程、経営理念、経営者が備えるべき資質などについて具体的な事例、経験、失敗や反省をもとに話をした。
第1回コリビジ東海は4ヶ月にわたり、7回計14講義が行われ、最後には卒業プレゼンを行う予定でいる。
2011年7月に行われた『ウリ民族フォーラムIN岐阜』から準備が始まった今回のコリビジ東海は、九州青商会が実施している『ドリームチャレンジ』とともに次世代の同胞経済を盛り上げる跳躍台となるであろう。