2012年2月4日(土)、総連群馬県本部で「KYC北関東・東北ブロック役員交流会」が行われた。
今年の役員交流会には、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟から約40名が参加した。
※青森、秋田、岩手、山形は大雪のため参加が見送られた。
また、中央青商会会長、副会長、幹事長、そして栃木青商会最高顧問、茨城朝鮮初中高級学校教育会会長が参加された。
2010年より始まった役員交流会は、地域同胞社会のおいての青商会への期待が高まるなか、青商会活動の更なる発展のために「学習」、「経験共有」、「ネットワークの強化」を行う「場」である。
特に今年は、東北6県を中心に行われる『ウリ民族フォーラムIN宮城』が開催され、東北と北関東の役員たちの同胞社会への責任は重大である。
役員交流会では、まず、基本講演が行われた。
基本講演ではシリーズ「同胞社会の未来と青商会の役割を考える」第二弾とし、『同胞社会において祖国とは』と題し、朝鮮大学校外国語学部の廉文成先生が講演を行った。
講演では、同胞社会の青商会への期待や青商会の役割、現在の日本社会の情況、そして「一世同胞たちはなぜ共和国を支持したのか」について歴史的な経緯や当時の情況について話された。
続いて、「経験討論」が行われた。経験討論は事前に各地方青商会で聞きたいことを集計し、それについて他の地方から意見やアドバイスをしてもらう形式で行われた。
経験討論では、青商会の活動の幅やチャリティーゴルフコンペ、会員拡大、財政事業、規約など、実際に地域青商会が抱えている問題を具体的に討議した。
経験討論が終了し、2つに別れ、「会長、幹事長会議」、「経験討論」が行われた。
「会長、幹事長会議」では、第4回セッピョル学園の開催について、現在の運動状況や今後のブロック活動について討議された。
最後に「K-興グランプリ」中間総括が行われた。
中間総括では、各地の運動情況や輝かしい成果をあげている地域青商会などを紹介しながら、残り5ヶ月の運動課題について討議された。
また、中央青商会の金剛友副会長兼宣伝広報部長より今後の中央青商会の宣伝広報活動について説明があった。
最後に李中央副会長兼北関東ブロック長が閉会の挨拶をおこなった。
李副会長は「今回の役員交流会を通じで、役員たちが一致団結することが重要だと話され、そのためにも日頃からブロック単位で交流を深め、時には競争をし、時には助け合いながら互いを高めあう関係になること、そしてそのために青商会中央を大いに利用してほしい」と話された。
そして最後にブロックと地方青商会がタックを組んで、「K-興グランプリ」の最高の栄誉である最優秀KYC賞を北関東、東北で必ず取ることを宣言した。
4時間以上続いた交流会が終わり、群馬青商会直前会長、会長が経営する「SENTO」で懇親会が行われた。
懇親会では、中央会長のあいさつ、各地方青商会会長のあいさつが行われた。
※懇親会では、諸事情により写真撮影及びフェイスブックが禁止された。