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【朝鮮新報】シンボに聞こう!! なぜ青商会をクローズアップしているの?

シンボに聞こう!! なぜ青商会をクローズアップしているの?

Q 最近、朝鮮新報の紙面やHPで青商会の活動が大きくクローズアップされている。総連中央の許宗萬責任副議長は、青商会の会議やイベントに立て続けに足を運んでいる。

 青商会が名実ともに同胞社会の主役として役割を果たし、在日朝鮮人運動を先頭で牽引する一翼を担っているからだ。総連第22回全体大会は、在日朝鮮人運動の新しい全盛期を切りひらくための原動力となる朝青、青商会、留学同を強化し、同胞青年学生たちを幅広く受け入れることを重要な課題とした。

それに呼応し、大きな成果を挙げているのが青商会だ。総連傘下の各団体、地域で2012年4月までに新しい全盛期開拓の跳躍台を築くための運動が展開されているなか、青商会が主役として運動を牽引している。

Q 青商会は具体的にどのような成果を挙げているのか。

 前期(14期、2010年9月5日~2011年7月2日)、会員数を1.5倍、イベント動員数を1.1倍、情報網数を1.5倍に拡大した青商会は、朝鮮学校支援、経営サポートだけでなく、地域イベントの主催、生徒募集活動、結婚支援、女性幹事の登用などさまざまな分野に活動範囲を広げ、実績を挙げた。

ここ数カ月に限っても、東日本大震災と福島原発事故ではいち早く救援活動に取り組み、被災地での復興支援にも幅広く携わっている。また、運動が停滞していた岐阜、奈良で青商会が同胞社会に活気を取り戻そうと奮闘し成果を挙げていることに象徴されるように、地域同胞社会の活性化において決定的な役割を果たしている。

Q 青商会の今後の見通しは。

 今期(15期、7月3日~)、青商会は「発展する同胞社会のために『拡大』『向上』『開拓』」をスローガンに「K-被グランプリ」を開始し、1万人の青商会ネットワーク構築を目指して活動している。

一方、青商会中央の洪萬基会長は就任後のインタビューで、「事業を欲張って広げるのではなく、今まで手がけてきたプロジェクトを一つひとつ達成して、強化したい」と語った。

右肩上がりだった青商会の活動が安定期を迎えられるよう、総連各機関、団体がそれぞれの対象となる同胞をがっちりとつかみ、青商会と肩を並べて新しい時代の在日朝鮮人運動を展開する必要がある。

( 朝鮮新報 2011-10-12 10:45:18 )

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