5月22日(日)、静岡県青商会が初めてのセミナーを開催した。 セミナーは「東海地震にそなえて-東日本大震災の教訓から」というテーマで、静岡県地震防災センター 小澤邦雄氏(地震防災アドバイザー)、青商会中央副会長らが講演した。
イオ信用組合静岡支店で開催されたセミナーには、静岡県青商会会長ら青商会役員と会員、その家族25名、また総聯本部委員長、女性同盟本部委員長も来賓としてお招きした。
セミナー第1部では防災アドバイザーが「いつくるかわからないが、いずれ来る」ということを念頭において、身の安全、家族の命をまもるにはどうすべきかというポイントを動画や資料にもとづいてプレゼンした。
また第2部では青商会中央から「東日本大震災同胞救援活動」に直接参加した実体験と、そこで得た教訓について話した。
阪神大震災の時もそうだったが、今回の地震の時も「同胞達は誰から指示されることなく、自ずとウリハッキョに集まった。 ウリハッキョで励まし合い、ウリハッキョでご飯を手に入れ、ウリハッキョで安否や様々な情報を得ては希望を見いだしていった。」経験から、同胞たちが嬉しいとき、困難なとき、常に集まることの出来る、最高の相互扶助コミュニティ、唯一の「同胞避難所」であるウリハッキョ、同胞らの拠点がいかに大切かをアピールした。
青商会中央副会長も自信の被災体験と直接目撃した同胞達の生き様、次代につなげなければならない財産を守るための我々の使命について熱く語った。
セミナー後は同胞焼肉店に場所を移し、静岡青商会の展望や同胞社会で果たすべき今後の役割について、熱く、長く議論した。
静岡県青商会と同胞社会の未来を確信した一日だった。