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全国の青商会会員におくるアピール文
全国の会員のみなさん。
「新時代、興ハヌン同胞社会を築くため、青商会ネットワークを拡充しよう!」のスローガンを掲げながら歩んできた14 期事業も、残すところ3 ヶ月となりました。
青商会の行く手を阻む悪条件の中でも、「北海道」を熱く興奮させ、EXキャンペーンで全国を席巻した我々のたたかいは最終段階に入りました。
しかし、青商会ネットワークを7500 名に拡充せんと、全国各地で素晴らしい経験や実績を収めていた3 月のあの日、悪夢のような災難に見舞われるとは誰が想像したでしょうか。
東北など東日本を襲った大震災は、青商会会員と同胞をはじめ数千数万の命と子ども達の学舎、貴重な生活基盤を一瞬にして奪っていきました。
今、この時間も東北地方の会員や同胞達は度重なる余震と放射能の恐怖の中、非常に不安定な生活を強いられ、祝福の拍手の中で新学年度を迎えるべき子ども達も、校門に足を踏み入れる事すら出来ずにいます。
また全国の同胞達も深い悲しみと不安の中で、日々を過ごしています。
青商会も一時的に混乱し、大きな影響も受けましたが、我々は決してあきらめたり、後ろを向いたりはしませんでした。
祖国からの慰問金と慰問メッセージに一層勇気づけられながら、厳しい寒さと空腹に苦しむ同胞達のために勇敢な青商会会員達は、誰よりも早く、誰よりも多く被災地に入り、同胞愛が溢れた支援物資を届け、被災同胞達を助けました。またそのような青商会の活躍に全国の同胞達も力づけられました。
そして被災地域の青商会役員と会員たちは、自らの生活や仕事を後回しにしながら支援活動を先頭に立って取り組んでいます。
14 期の運動と支援活動の日々の中で、我々が見たものは何だったのでしょうか。
それは地域の活動でも、被災地の支援活動でも青商会が主役としての役割を果たすとき、同胞社会を活性化させ、同胞達に力と勇気、喜びと希望を与えることが出来るということです。
全国の会員の皆さん。
いま全組織、全同胞が青商会を見つめています。
我々には何が求められているのでしょうか。
それは明白です。
大震災を被った同胞や子ども達の支援活動と、14 期に掲げた事業目標を達成するべく、EX キャンペーンで示された課題を同時に力強く推進することです。
EX キャンペーンはすなわち支援活動です。
キャンペーンで青商会ネットワークに網羅した同胞青年らを支援活動に呼び起こし、支援活動を一層、大衆化させるために青商会ネットワークを拡充させましょう!
キャンペーンで掲げた「民族教育支援事業の質向上」、「経済・生活サポート事業」、「組織体系、活動システムの完備」の3つ課題と、震災支援活動を密接にリンクさせ14 期事業を力強く展開しましょう!
全国の青商会組織は、集団的相互扶助精神を高く発揮させ、被災地で支援活動を果敢に行っている宮城、福島、岩手などの会員達の分まで各々の課題を超過して達成するため再度、総決起しましょう!
岐阜青商会のみなさん、こんな時こそ民族フォーラムの準備を万端に期し、必ず成功させることによって被災地や全国の同胞達に大きな力と勇気の「ギフト」を届けましょう!
皆さん!
愛族愛国の旗印の下、青商会組織に一致団結して大震災の苦しみを一日も早く癒し、在日朝
鮮人運動の新たな全盛期を切り開くたたかいに突き進んで行きましょう!
2011 年4 月2 日