1月8日、長野青商会新年会が松本市の旅館「深志荘」で開催された。
新年会にはチョジェイン会長はじめ12名の役員、会員らが参加した。
新年会に先立ち、中央から伺ったゲストをわざわざ松本駅まで迎えてくれたキムイルス総務部長が、長野同胞社会の現状と青商会の取り組みについて車中で丁寧に説明してくれた。
新年会では会長
何よりも驚いたのは青商会活動に対する「目的意識」と「活動レベル」の高さだった。
専任イルクンもいない中で常に青商会中央の政策にのっとり、学生募集事業をはじめとする民族教育支援活動、経営支援活動、生活サポートや家族交流会事業など「総合的バランス」のとれた活動内容に感激した。
限りない同胞愛と「青商会会員」としての自覚がなければこんなことが出来ない。
誤解を恐れずいうなら、「もし長野に青商会がなければ長野同胞社会はどうなってしまってたんだろう…」と深く思ってしまった。
これこそ「同胞社会の主役」というものをまざまざと見せつけられ、また学んだ一日だった。
会長のあいさつと乾杯の音頭でもそういった「高さ」が証明された。
いきなり参加した中央イルクンの出身地方青商会の特徴的な活動内容を織り交ぜ、こちらが恐縮するほどの評価をしていただき紹介してもらった。
会長は「中央の会合やモイムには必ず行かなければならない。…はじめは知人などいなく不安だらけだったが、中央や各地の先輩らが本当に温かく迎えてくれ、一瞬で打ち解けた。 そして自分の事のように親身になって相談相手になってくれ、アドバイスもいただいた。」
鍋をつつきながら、青商会活動や今後のビジョンについて楽しく、忌憚のない意見を交わした。
最後に「長野青商会の活動は、まだどこの青商会も実践できていない素晴らしい活動をやっています! 自信をもって全国にアピールしてください! きっと全国の青商会運動活性化につながります!」と提案した。
決して同胞数、会員数が多い地方ではないが、30代前半~40代前半までバランスよく幅広い役員、会員を網羅した長野青商会は「興ハヌン長野同胞社会」を必ずや構築するだろうと確信した。