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「高校無償化」朝鮮学校適用要請活動報告

8月6日午前11:00より青商会中央副会長、東京幹事長、埼玉幹事長、千葉幹事長、兵庫幹事長が「高校無償化」に朝鮮学校を適用させるよう文部科学省に要請活動を行いました。

 

 青商会の代表は、最初に面会に訪れた文科省初等中等教育局の専門官に今回の要請の趣旨を説明しました。
 そして、中央副会長が、青商会中央常任幹事会の「要望書」を「迫力に満ちた」声で朗読した後、署名用紙を「これが、とどまることない、我々の熱意と希望、そして日本の方々の良心です。」という言葉を添えて手渡しました。

 さらに代表として訪れた全員が切実な言葉を専門官へ向け述べました。

 副会長は、「差別は悲しみを生み、悲しみは憎しみを生みます。朝鮮と日本との友好の架け橋となるべき今の子ども達がこれ以上、悲しみや憎しみを抱かないようにしてほしい!」と涙を流しながら心からの熱い訴えをし、「必ず大臣へ伝えてほしい!そして、あなた達が頑張ってくれ!」というと専門官は「わかりました」と反応を見せました。

 その後、「我々の声についてどういった感想をお持ちですか?」と聞いたところ、専門官は「…いろいろ精査しながら作業をすすめています。憶測に基づいた報道が流れてますが、決まったことはありません。もうすぐ決定が省令として出されるはずです…」と発言しました。

 一部の地方や地域では「無償化決定!」と喜びにあふれているところもあると聞いていますが、「憶測に基づいた報道」、「決まったことは何もない」というのが正確な情報です。
 「憶測は覆される」といった過去の教訓を生かし、「高校無償化」に朝鮮学校が適用されるまで、活動していきましょう!

 

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