昨日、3月7日(日)に、大阪で近畿役員交流会が行われました。
役員交流会には、中央会長をはじめ、大阪、兵庫、京都、和歌山の役員の合計90数名が参加しました。
役員交流会は、「在日朝鮮人問題とは何か」との講演を行いました。
講演では、高まる青商会への期待に応える役割を果たすためには、役員、会員達のモチベイトを上げる事が一番重要だと、そしてそのためには同胞社会の「未来像」をしっかり提示する事だと言いながら、
その未来像を提示するために、「在日朝鮮人問題」を歴史的にそして構造的しっかり認識する事を重点に話されました。
講演では、特に、「在日朝鮮人を差別し帰化をさせる」との日本の政策がなにも変わっておらず、逆に在日が40数万人に減少した現在、その政策は、「力による抹消」へと転換されている今、青商会は、日本で朝鮮人として生きる事が「アドバンテージ」となる未来に向かって、「レジスタンス」(帰化と差別に抵抗)が必要、そして、変わっていない在日朝鮮人問題の原点(植民地清算と分断)が解決なくして、「アドバンテージ」はないとの問題提起がありました。
ネットワークを広げ、その力で「抵抗」し、そして「アドバンテージ」に向け夢をカタチにして行く事が青商会の活動ではないか?との活動の根本を深く考えさせる講演となりました。
講演後には経験討論がありました。
詳細はこちら【会員専用ページ】
●兵庫青商会の学区別の「ウリ学校の明日を考える集い」
伊丹と尼崎の2ヶ所で(大反響で今後2ヶ所も決定)行ったこの集いは、100分に編集した茨城フォーラムDVDの上映会と懇談会が基本内容です。
感動、涙、勇気と力を得た、参加者達は、たんなるイベントで終わるのではなく、今後ウリハッキョを支援する「運動体」を常設する事にもなりました。
●兵庫「姫路西青商会の役員学習会」
中央青商会が提示した毎月の学習はもちろん、地域独自に2ヶ月に1回、政治、同胞社会、経営などなど幅広い知識や、ノウハウをセミナーと質疑応答の形式で行い、参加者のスキルアップに大変役立つと好評を得ているとの内容でした。
●大阪生野東地域の「成人式」
青商会が主催しながら、朝青、女性同盟、もちろん総連支部が一体となり、全同胞が20歳を迎える、地域同胞社会の新成人をみなが祝うこのイベントは、新成人はもちろん、その家族、そして、同胞達に喜びと感動を与えているとの内容です。
10年間続いているこのイベントは、地域同胞が一番楽しみにしている恒例行事となっているそうです。
●京都「セセデスポーツフェスティバル」
このイベントは、青商会と朝青、留学同の交流と親睦を深め、また地域青商会の活性化と会員拡大を目的としています。
特に第3回目となった昨年のスポーツフェスティバルは、目標150人を上回る181名(その内青商会は94人)が参加し、盛大にそして楽しいイベントとなりました。
特に、準備過程で実数300人の対象に動員するなど、今後の会員拡大の土台となったそうです。
怖いおっさんと思っていた青商会の先輩達が実は「やさしい、楽しいし頼もしい!」、「生まれて一番楽しいイベントでした!」と感想をのべる朝青、留学同の参加者もいて、青商会の予備軍のハートをがっちりつかんだイベントとなってそうです。
●京都「特別講演会」
この講演会は、青商会の底力を内外にアピールし、また、財政作りを目的としています。
張本勲氏を講師とした今回の講演会は450名を動員(日本の方も含む)し、財政も生んだそうです。
講演の前に青商会の活動をサムルノリをしながら映像とスライドで紹介するなど参加者に青商会の活動アピールもできたそうです。
経験討論の後は、懇談会を行いました。
懇談会は、年齢を基準にテーブルを配置し、交流を深めました。
近畿のメンバーは話が上手なのか、各地の役員を紹介する時は、終始笑いと拍手が絶えない時間となりました。
また、今年のフォーラムどっちが参加者が多いか勝負しているメンバーもいるなど、「○○には負けへん!」と良い刺激をし合っていました。
今後、近畿青商会が地域組織を活性化し、組織の動員力、宣伝広報力、財政力をアップし、結成15周年を迎える、今期の必ず、活躍してくれると確信した交流会でした。