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【雑誌イオ】地道な「場」作りが結実 九州、兵庫で再建総会

地道な「場」作りが結実 九州、兵庫で再建総会

【KYC九州】
 九州・京築地域青商会の再建総会が昨年12月15日に行われた(写真)。総会では、尹勝学氏が会長に選出された。

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 同青商会では役員たちの引継ぎがはかどらなかったことが理由で、ここ数年活動が停止状態にあった。しかし2008年9月に、当時の九州青商会副会長をつとめた金成雄小倉地域会長と京築地域の有志4人とが懇親会(意見交換会)を持ち、再建へ向けた動きを本格化。「同胞社会の発展と子どもたちの未来のために力を合わせてがんばっていこう」と互いを叱咤激励しながら、同世代の集まる場を地道に作り重ねてきた。
 09年以降も、2ヵ月に1回のペースで食事会を定例化し、その過程で地域同胞たちのソフトボール大会にも参加するようになり、また、北九州地域青商会主催の海水浴に、京築地域から17人(家族も含む)が参加するなど、青商会世代のつながりを広げ続けた結果、この日の総会を開くことができた。

【KYC兵庫】

 一方、兵庫県尼崎西地域青商会の再建総会が昨年12月17日に行われた。総会では、徐明秀氏が会長に選出された。徐会長は、「これからより多くの同胞青年たちに呼びかけながら、同胞社会の代をついで、朝鮮学校を守り、子どもたちのための活動を行っていきたい」と豊富をのべた。
 同青商会の活動が再開されるのは10年ぶりとなる。1年前に準備委員会を立ち上げ、総会開催を目指し活動を活発化してきた。
 また同県宝塚地域青商会も同12日、総会を開催した。総会では朴守権氏が会長に選出された。宝塚青商会では、昨年夏に数年ぶりに常任幹事会を開き、数年停滞していた活動を実質的に始めていた。

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