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【ケーススタディー】KYC京都「未来塾」~学校に泊まろう!In京都中高~

【3月4日近畿地方ブロック役員交流会・経験討論】 報告者:京都府青商会 民族教育支援委員会

 

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(自己紹介省略)

【民族教育支援委員会の概要】

 

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まず始めに京都府青商会の民族教育支援委員会のご紹介をさせていただきます。
京都府青商会は現在、9名で構成され、7つの全地域に部署、委員がいます。地域の委員たちも現在府の委員会に参加し、月に1~2回の委員会が定期開催されています。
11期より、教育アドバイザーを任命し府常任幹事会、委員会にも参加して頂いています。

 

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12期民族教育支援委員会は、堂々と豊かに生きるウリ同胞社会構築における未来の主人公 - ウリハッセン、その拠点であるウリハッキョ支援活動の展開と、民族コミュニティ-を幅広く拡大するための民族教育の応援を行うことを基本方針に沿えながら、主要事業として、新校舎建設寄金運動、「ミレCUP 2012(4/25)」主動、ハッセン募集事業、第2回未来塾開催、民族教育広報宣伝活動、NPO法人ウリハッキョ支援、大道芸・ちゃんへんのウリハッキョ「ウィハヨ」全国応援ツアーの推進を掲げ、現在当委員会・委員長を中心に邁進しております。

 

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【イベント概要】

 それでは、<第1回KYC京都「未来塾」~学校に泊まろう!In京都中高>のイベントについて経験を語らせていただきます。
未来塾は、2011年6月24日~25日に中学3年生の41名を対象に1泊2日で、ハッキョで行ったイベントです。
当日は青商会からも35名程のメンバーが参加。全ての予算・準備を青商会で勿論行いましった。

 

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【経緯】

「ウリハッキョにこだわる」という大前提の下、その潜在性や色んな可能性、また夢を叶えることの大切さや、ウリハッキョのトンムとやれば何でもできるという矜持や達成感、一緒にやれば楽しいという連帯感などを、ハッセン達に与えてあげようとの思いで、「チョンサンフェ式のお手伝い」として未来塾を開講することになりました。
参加するハッセン達には、先生方を通じ、オモイッキリ遊び、語り、互いに接することにより、沢山の思い出づくりをしよう、「連帯感」、「絆」を深めようと呼びかけました。

 

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【内容】
未来塾は
①塾長の挨拶から始まる開講式
②パワフル運動会
③同胞医師によるパワフル講演会<夢は叶う!>
④パワフル鍋作り
⑤サプライズ企画として当日誕生日を迎えたハッセンへのサプライズ企画
⑥花火の演出
⑦パワフルキャンプファイヤー&フォークダンス
⑧未成年の主張・暴露大会
⑨途中リタイヤ者続出でヒヤヒヤした肝試し&映画鑑賞会などなど…

初日はチョンサンフェメンバーもヘトヘトでしたが、意義深い盛り沢山の内容となりました。ハッセン達も初めて学校で泊まるトンム達がほとんどで、皆と朝まで語ったそうです。2日目も朝から、生消化で準備したパワフル近江牛・牛丼を作ってあげ、朝から教務主任先生の誕生日会も開いてあげました。
閉校式では、ほとんどのハッセンが、卒業までに第2弾企画を希望しました。

 

【成果と不足店】
未来塾・成果点は、お手元の資料にもありますが、ハッセン達が、終始楽しそうにイベントに参加していたことと、自然に同級生との距離を縮め、横の連携や絆を深めるひとつのキッカケ作りに寄与できたことです。
不足点は、やはり、運動会でけが人が出たことと、肝試し企画が怖すぎて途中リタイヤ者を続出させてしまい、後で親御さんに怒られるかヒヤヒヤしたことくらいかも知れません…というくらい大成功でした。

 

【学生たちの感想】
ハッセン達は、後日感想文で、<…なぜ全く知らない青商会というアジョシたちがこんな企画をしてくれるのか最初は疑問だった。でも、本当に面白くて沢山笑いました。そして、2日間でひとつ気が付きました。たぶん自分たちがアジョシになった時、同じことを子ども達、後輩たちにしてあげて、民族の子どもになれと、同じことをしてあげろというメッセージなんだと思いました…>
また、<…お医者さんのお話で、「一期一会」という話がありました。偶然集まった58期の同級生たちとの関係を一日一日楽しく大事にし、必然だったと言える関係にしたい…楽しい思いで、貴重な経験を有難う!第2次未来塾して下さい…><しゃべったことのない同級生と沢山しゃべれました!感謝!>と感想文に沢山書いてくれました。

 

【今後の課題】
未来塾、今後の課題ですが、中高先生方との連携をより密接にし、今後も側面的にコミットしながら、「チョンサンフェ式お手伝い」をしていかなければ駄目だということです。2012年度は、よりアクティブな未来塾へとする予定です。

実は、未来塾は、その後企画として、昨年11月に中3修学旅行・出発集合場所へ突如、委員会メンバーが現れ、段ボール箱いっぱいのお菓子をプレゼントし、感謝の返礼として中3ハッセン達から学校へ招待され、鍋を振舞われ、ここへ20数名のメンバーが参加。(招待されましたが、鍋のお金はチョンサンフェが出していることを彼らは今だ知りません)
同じ日に、お菓子を食べながら、8班に分かれて、座談会を行い、現在彼らとのお付き合いは相思相愛の双方向のお付き合いへと発展しております。
今年3月には、中3ハッセン達と、卒業式前にハッキョでタイムカプセルを埋める予定です。コッポンオリ、ウリハッセン達の未来のために、チャルへ―ナガップシダ!
以上、経験討論を終わります。カムサハムニダ!

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