活動報告

NPO法人ウリハッキョ

司法試験合格者インタビュー!第3弾!

NPO法人ウリハッキョ奨学金受給者の声―司法試験合格者編 第3弾

今回は河卿琇トンムにお話を伺いました。

Q.合格おめでとうございます。弁護士を目指したきっかけを教えてください。

A.私が高校の時、各地で朝鮮高校の無償化裁判闘争が行われていました。先輩同胞弁護士が私たちの権利を守るために力を尽くしている姿がかっこよかったことや、座談会で直接お話を聞く機会もあって、自分の将来の進路として意識し始めたことがきっかけでした。

Q.NPO法人ウリハッキョの奨学金を受給したことはどんな意義がありましたか?

A.司法試験の勉強という長い道のりを、金銭面の心配をすることなく集中して乗り切ることができ、とても助けられました。また、奨学金を受け取ることで私たちを支援してくれる同胞の存在を感じ、いい意味での重さというか、責任感を持って勉強に取り組むことができました。勉強のモチベーションを保つことができましたし、一度もあきらめようと思わなかったです。

Q.どのような弁護士になりたいですか?

A.これまで同胞社会に支えてもらい、応援してもらって得たものを、今度は自分が還元していきたいと思っています。同胞のために弁護士として法的なサービスを提供することはもちろんですし、一同胞弁護士として活躍する姿を見せることで、それがまた誰かの力になればうれしいです。

Q.最後に何か一言お願いします。

A.NPO法人ウリハッキョ、青商会を通して、直接お会いしたこともない私たち受験生を支援してくださった同胞の方々に感謝を伝えたいです。後輩たちには、自分の思いや、頑張り続ける力があれば、きっと司法試験は乗り越えられるので、不可能だとは思わず、ぜひとも弁護士を目指してほしいです。一人でも多くの同胞弁護士が増えることを願っています。

PAGE TOP