NPO法人ウリハッキョ奨学金受給者の声―司法試験合格者編 第2弾
今回は徐康実トンムにお話を伺いました。
Q 合格おめでとうございます。受験勉強はいかがでしたか?
A.司法試験に合格するためには、受験指導校の講座の受講料など何かと費用がかかりました。そんな場面でNPO法人ウリハッキョの奨学金はとても助かりました。また、奨学金を受給することで、その恩に報いようというモチベーションが沸き、より頑張ることができました。その点でも奨学金にはとても感謝しています。
Q どのような弁護士になりたいですか?
A.私が東北初中にいた時代にヘイトスピーチが横行しはじめ、「高校無償化問題」も勃発し、この世の不条理を感じました。法律の力を使って、同胞のために尽くせないかと考えたのが、弁護士を目指したきっかけです。同胞が困ったときにはすぐに頼ってもらえるような弁護士になりたいです。
Q 最後に何か一言お願いします。
A.今年度、朝大の卒業生から多くの合格者が出ました。この結果は、自分の利益や自分の人生のためではなく、誰かのためにという気持ちがあったからこそ得られたのだと思います。私がそういう気持ちで受験勉強に臨めたのは、同胞社会があったからこそですし、これからはその恩返しをしていきたいと思います。これからも一人でも多くの同胞弁護士が生まれることを願っています。