5月13日(日)に東京青商会と女性同盟東京都本部主催の『ウリウリコッポンオリコンサート2012IN東京』が東京・サンパール荒川大ホールで開催された。東京では5年ぶりの開催となる。
会場には、東京、西東京、埼玉をはじめ子どもたち、その家族、関係者を含め720名が集まった。
コッポンたちと会える日を楽しみにしてきた子どもたちや今回初めてウリウリコッポンオリコンサートを見る子どもたち、中にはいつもは布団からなかなかでない子ども(東京在住)が、オモニ(母親)の『今日はウリウリだよ』との一言で飛び起きたそうだ。
また、会場のロビーには、東京の子どもたちの写真と親からの一言がかかれたメッセージカードが展示された。
今回のコンサートのタイトルは「本当の宝物」
コッポン、セサギ、シアリの3兄弟は、母の日の今日、オモニ(母親)にプレゼントをそれぞれ準備しようとしていた…
コッポン三兄弟のオモニ(母親)への想い、オモニ(母親)の子どもたちの対する重いがいっぱいのコンサート。
いつものように悪さをするオカシーナとストンピーをピビンバレンジャーと一緒にやっつけて、本当の宝物を手に入れる笑いあり、感動ありの冒険物語。
コンサートに参加した子どもたちは、クイズに答えたり、元気いっぱいに走り回り、踊って、歌って楽しいひと時を過ごした。
コンサート終了後、握手会が行なわれ、それぞれ好きなキャラクターたちと写真をとったり、お話をしたり、最後まで楽しんだ。
(歌のお姉さんとお兄さん)
(コッポン、セサギ、シアリがなにやら相談している)
(プレゼントの内容をどうするか相談している)
(ピビンバレンジャーも合流して、宝の島へ)
(やりたい放題のオカシーナ)
(宝の島でセサギ、シアリが…)
(レッド登場!会場は盛り上がる)
(ウリ子どもたちと在日同胞の正義のヒーロー)
東京青商会と女性同盟とのコラボ企画
数年前から東京女性同盟では、東京都内で生まれたウリ子どもたちを訪ねていきプレゼントを渡している。プレゼントはコッポン、セサギ、シアリの人形やウリウリコッポンオリで使われている歌が収録されてCDなどである。
また、東京青商会では昨年から年間100本以上のDVDを購入して、女性同盟と一緒に新生児たちに無料でDVDを配布している。
そのような地道な活動を通じて、多くの子どもたちや親たちが同胞社会の暖かさを感じている。
そして、東京青商会民族教育支援部と東京女性同盟が協議し、実行委員会を構成しコンサートを開催することが決定された。
(終了後、会場ロビーで撮影会)
地域を中心に同胞社会全体の力で
実行委員会では、一般的なお知らせだけでなく地域を中心に動員事業を展開した。
まず、東京の17地域青商会から代表を1名選出し、若い世代を中心とした各地域の女性同盟役員と協議することからはじめた。
その過程では、動員事業だけでなく地域の子どもたちの現状や課題など様々な話し合いが何度もされた。
このような密な関係はコンサートが終わっても継続され、また、地域同胞社会全体で民族教育、子育て支援がより高い次元で行なうことができる土台となる。
※コッポンオリクラブのテーマは『ウリ』
ウリウリコッポンオリは朝鮮大学校の先生(劇団アランサンセ座長)、朝鮮大学校学生(今回は政治経済学部、文学歴史学部)、ウリハッキョ出身の社会人が出演している。脚本演出も朝鮮大学校の先生だ。
コンサートの内容も『ウリ』=我々、家族、仲間、同胞の暖かさを基本としている。