21期運動への決起、財政支援策の共有で役員の意識をさらに向上
ブロック研修会第2弾となる「関東ブロック役員研修会」が、2月10日(土)東京・上野にて開かれ、約50名が参加した。会議には李賢洙中央副会長が参加した。
今回の関東ブロック研修会では、ブロック長が中心となり、どうせやるならば青商会にとっても役員・幹事たちにとっても最大の懸案事項をテーマにして、全国でも最大規模を誇る関東ブロックのスケールメリットを活かした特色ある内容をしてみようという積極的な提案がなされた。
第21期青商会運動の大きなテーマの1つである「魅力ある経済団体」を実践に移すために県会長たちと議論を重ね、各県で実施している財政支援事業の取り組みをお互い共有し、相互扶助の施策を模索する場として企画することが決まり、この間準備をしてきた。
ブロック長の挨拶で始まった研修会では、(1)情勢講義と青商会第21期運動の解説に続き、(2)神奈川・千葉・東京で行われている財政事業のプレゼンが行われた。
①神奈川県青商会からは、昨年から推進している「高圧電気事業」の説明と実績等が紹介された。また、川崎地域青商会を中心に補助金を受けながら地域密着で事業を展開している経験など新しい取り組みが発表され注目を集めた。
②千葉県東葛地域青商会からは、「オフィス青商会」や同胞とのフェイス・トゥ・フェイスを重視した訪問販売による実績と経験が披露され、事業開始から毎年20人以上の子供たちへの学費援助を継続している力強さが披露された。
③東京都青商会からは、有限会社コパンの活動内容と実績が紹介された。会員の事業を直接サポートする企画「コパンの虎」など奇抜なアイディアと、それを実行に移してきた東京青商会役員・幹事たちの綿密な計画力・実践力を垣間見ることができた。
各プレゼンでは、授業料無償化の実現や同胞・青商会がwinwinになること、会員の経済活動に直接的に支援できる体制づくり等、青商会らしい事業理念も触れられ会場からは質問も多数された。参加者は皆、他県の活動に大きな感動を得るとともに、自分たちも取り入れられることがないかを模索していく熱意で会場は盛り上がり、李賢洙副会長からも関東の連携が強化されれば他のブロックへも良い刺激になると期待を込めた挨拶がなされた。
『チャリティゴルフや寄付に頼らない青商会活動を展開するキッカケになれば』という関東ブロック会長たちの思惑は見事に参加者にヒットし、県青商会の垣根を越えた新たな可能性を示す研修会となった。
懇親会から参加した李延男中央会長も関東ブロックへの期待と激励を送り、新たな視点と活動への意欲を得た関東ブロックに目が離せなくなりそうだ!