アンニョンハシンミカ!
今日は愛校活動(民族教育支援)を中心に躍動する和歌山県青商会の活動をご紹介します。
◆ウリハッキョを守り、子どもたちに笑顔と希望を与える
和歌山県青商会は、2019年に姜英熙会長が就任した後、
・会員数の拡大
・学校支援活動の強化
・青商会活動の宣伝強化
を掲げながら活動しています。
組織作りに力を入れつつ、青商会が出来る事をもっと増やそうと花見やフットサル、ボーリング大会やラグビー交流など多様なイベントを開き、その過程で青商会活動の重要性を地道に説いてきました。
そんな和歌山県青商会がもっとも力を入れていて注目されるのが民族教育支援活動です。
○愛校畑事業
和歌山ハッキョの敷地を利用して、子ども達の食育環境・理科実験の素材となる野菜などを育てようと青商会メンバーが始めた「청상벌」(ウリマルの청산벌= にかけた造語)がキッカケとなった事業。
今では青商会の輪からさらに広がり、アボジ会のメンバーと協働しており、「愛校畑」という名前で伝統的に活動しています。
子ども達に自然と触れられる環境を整えるだけでなく、玉ねぎなどを植え、学生・園児が収穫し、その野菜を使って青商会給食をするなど、すべてがサイクルとなった事業として成り立っています。
[愛校畑の由来]
和歌山ハッキョにゆかりのある方なら1度は耳にしたことのある〈寄宿舎裏のコグマハンメの畑〉が由来
長らく手入れされていなかったが、ユチバンセンの芋掘りの話を聞いた青商会メンバーが来年には子どもたちがハッキョで芋掘りできるように〈コグマハンメの畑〉を復活させようと提案して5年前から始まった。
「青商会として初めてハッキョ美化活動をするのでやろう」と当時の会長も奮起。
話が決まった直後、コグマハンメが亡くなられたとの訃報が届くが「コグマハンメのように上手くできるかどうかはわからないが、天国のコグマハンメに喜んでもらえるように、子どもたちに喜んでもらえるように頑張ろう」と決意した青商会メンバーが、いまもその伝統を引き継いでいる。
その他にも
・幼稚園の下駄箱寄付
・サッカーゴールポスト寄付
・少年団野営に焼肉提供
など、子どもたちの学びのためにあらゆることを実施しています。
○財政事業も強化
会員を拡大することで青商会として出来ることは増えると地道に会員から会費を集めつつ、祭りの出店やお歳暮・お中元事業など考え着くことを止めません。
昨年は、幹事達が力を合わせ幼稚園児たちの学ぶ教室と音楽室にクーラーを寄贈。
青商会メンバーの数は決して多くありませんが、皆で力を合わせてお金を集める熱意はどの地方にも負けていません。
○ネットワークの力でコロナ禍でも学校に寄り添う
昨年のコロナ対策支援も全力で取り組み、ハッキョのロゴが入ったマスクを全校生・園児・教員たちに寄贈.
マスクは繋がりがあった兵庫の同胞に注文して特製のを準備しました。
同じ近畿ブロックの青商会ネットワークの力を駆使して素敵なプレゼントになっていますね.
また、「ニジノキセキ上映会」も実施するなど、コロナ禍でも輪を広げる活動を着実に実施していってます。
今後の和歌山県青商会に注目です!
青商会アプロ👊
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