分断、インフレ、AI—3つの潮流が同時に世界を変えている。この3つは、独立した現象ではない。米中を軸としたAI覇権競争が天文学的なインフラ投資を生み出し、地政学的分断がサプライチェーンを寸断してコストを押し上げ、その結果としてインフレが構造化する。私はこの相互連関を「トリニティ構造」と呼んでいる。
ドル・ユーロ・円のM2(通貨供給量)推移を見てほしい。いずれの通貨圏でもマネーは膨張を続けている。パンデミックで膨張した財政は、いまやAI覇権競争の原資へと姿を変え、中央銀行はその資金需要を追認せざるを得ない。物価高は金融政策の失敗でも一時的なショックでもなく、この時代が生み出す構造的な帰結なのだ。この認識に立ち、青商会会員たちに3つの提言をしたい。
第1に、生活防衛の意識転換である。「物価はいずれ落ち着く」という期待は幻想だ。我々はデフレの30年間に「節約すれば何とかなる」という感覚を身につけたが、インフレ時代には通用しない。現金の価値は日々目減りする。収入と支出の構造そのものを見直し、インフレを前提とした家計設計へ切り替えることが急務である。物価上昇に受け身でいれば、生活は確実に圧迫されていく。
第2に、事業経営における価格決定力の確立だ。デフレ時代の勝ちパターンは「いかに安く提供するか」—規模の経済とコスト優位による価格競争力だった。しかしインフレ時代に求められるのは真逆の力、すなわち「値上げしても選ばれる力」である。それは高付加価値、顧客満足、差別化によって生まれる価格決定力だ。商品やサービスの中身だけでなく、仕入れから販売まで業務プロセスの全体を見直し、「価格」ではなく「価値」で勝負できる経営体制を築いてほしい。コスト上昇をそのまま利益の圧迫にしてしまうのか、それとも価値向上の契機とするのか。その分かれ目が、これからの事業の命運を決める。身近な例がある。かつて「安さ」の代名詞だった「ガスト」が、メニューを一新し、価格帯を上げながら顧客満足を高めている。デフレ時代の勝者ですら、「安く提供する」から「値上げしても選ばれる」への転換を迫られているのだ。
第3に、マルチインカムによる資産防衛だ。経済学者ピケティが説く通り、資本収益率(r)は経済成長率(g)を構造的に上回る(r>gの不等式)。労働所得(g)の一本柱では、インフレ下で資産格差に取り残される。そこで私は、収入の柱を複数持つことを強く勧めたい。本業の所得(g)に加え、個人の専門性を換金する収益(M、Management&Monetize)、さらに金融資産を複利で育てる運用益(r)。このg・M・rのうち二つ以上を組み合わせ、収入源を多層化することが、インフレ時代の資産防衛の要となる。
世界は混沌としている。だが、分断・インフレ・AIという三つのフィルターを通して見れば、混沌の中にも構造が見えてくる。予測を当てに行く必要はない。構造を理解し、自らの頭で判断し、行動に移す。その一歩を、今日から踏み出してほしい。
(朝大 キャリア支援センター・経営学部教授 趙丹)
【名前】 李成剛 (リ・ソンガン)
【年齢】 39歳(1987年1月16日)
【所属地域】 岐阜県
【出身地】 岐阜県
【職業】 株式会社IW代表 不動産業
①座右の銘 『初心忘るべからず』
私が幼き頃より、祖父がいつも教え続けてくれた言葉です。
一般的には何かを始めたばかりの新鮮な熱意や謙虚さを持ち続け、慣れによる油断や慢心を戒めること。という意味で用いられますが私の祖父は「初心」=未熟さとし、
単なる「最初の志」ではなく、自身の「未熟さ」や「みっともなさ」を指し、いつも諭してくれました。
「あの頃の未熟な状態(失敗)には戻りたくない」と過去を振り返ることで、さらに上達・精進し続けることができるという意味です。
幼い頃から、いい事が続くとすぐに調子に乗ってしまっていた私の性格をよくわかっていた祖父らしい教えだと、今も大切にしている言葉です。
②会長を受けることになったエピソード
尊敬する金英範前会長からのお誘いで、常任幹事として楽しく活動を続けていた中、同期や後輩からの熱烈な推薦を受け、今回引き受ける決意をしました。
また、
実は岐阜県青商会の初代会長が私の亡き父でして、地域同胞のため頑張る背中を常に見ていたのですが、こうして11代目会長として私が就任するのも、何かの縁だとも感じています。
今期のメンバーは常にアグレッシブで、何事にも楽しむ心を忘れず頑張る素晴らしい幹事たちなので、皆で力を合わせ頑張って行く所存です。
①管轄【岐阜】地域、会員数【15】名
②今期の目標やスローガン、主要イベント、部署紹介など
-スローガン
Enjoy!!岐阜
-目標
・会員拡大
・フィマンカップ動員200人を突破する
-今期主要イベント
4・5月 文仁柱選手応援企画
6月 フィマンカップ
11月 秋のボーリング大会
【ブロック名】東北ブロック
【管轄地方】東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)
【会員数】約30名
「オール東北」を合言葉に、6県が力を結集し広域連携を推進しています。主力事業は①KKフェスタ②コリビジ③セッピョルカップ。財政・実利・交流を循環させる東北型モデルを確立し、人員減少下においても攻めの姿勢で組織基盤を強化。今期はKKフェスタをはじめ主力事業を大胆にアップデートし、広域連携をさらに加速。東北全体の質的向上と持続的発展を実現します。
ブロック長の声
人員減少という現実を直視しつつも、広域連携と主力事業のアップデートにより、持続可能な東北モデルを構築してまいります。「オール東北」で知恵と力を結集し、未来に責任を持って着実に前進してまいります。
【ブロック名】北関東ブロック
【管轄地方】栃木、茨城、群馬、新潟
【会員数】45名
各県にウリハッキョがあり、アットホームな同胞社会
栃木、茨城、群馬にそれぞれハッキョがあり(新潟は休校中)、同胞社会全般がハッキョを中心に形成されております。
青商会の活動も各界各層と緊密に連携しながらみんなで力を合わせて推進されています。
若者(朝青)からオルシン(総聯や女性同盟)まで皆が仲良くアットホームがところが特徴と言えます。
少数精鋭、小粒でもぴりりと辛い
各県の会員数は少ないですが、役員・会員たちの個性が豊かでパワフルなメンバーたちの集まりが北関東ブロックの持ち味
各県毎に豊かな同胞社会のために、子どもたちの輝ける未来のために、自分たちの今できることを常に考えて実践しております。
特徴的な活動
セッピョル学園を全面的にサポート、今年の学園長は群馬県青商会の申大俊会長です!
毎年恒例のブロック研修会は宇都宮の南大門でしっかり学び、経験を交換して、楽しく懇親します。
前回に続いて今回のKYCファイルでは、70年の歴史に刻まれた朝青の伝統と活動について紹介します。
朝青は70年間、広範な同胞青年たちを支部と班に集め、民族性を育みながら次世代の継承者を次々と輩出してきました。
それは結成されてから今日まで変わらない朝青の使命があるからです。
朝青の使命とは一言で、「セセデ団体」、「大衆団体」としての役割を果たすこと。
そして持ち前の若さと勢いで直面する様々な困難にも率先して立ち向かってきました。
70年間朝青は何よりも、同胞青年たちに民族の言葉と歴史を教え民族性を育む活動を通して広範な同胞青年たちを集めていきました。
1960年代、総聯では民族教育を受けられなかった同胞たちに朝鮮語を教える活動が盛んに行われ、朝青も班の強化に力を入れるとともに、この活動に取り組みました。
「一分会にひとつの成人学校、一朝青班にひとつの青年学校」設置運動を繰り広げながら、1964年から1968年までの5年間で約10万人に朝鮮語教育をさせる目標を立て活動しました。
80年代には青年学校(仕事をしている同胞青年に朝鮮語を教える場)を1000個設置することを掲げ、2カ月の間に約6500人が受講しました。
余談ですが、近年同胞青年たちの民族性を育む活動が再注目される中で東京や北海道、福岡などを筆頭に青年学校を開講する動きが活発になっています。
対面とオンラインを駆使して一人ひとりのレベルに合った授業を行なうことで、受講者がハングル検定試験に合格するなど確かな実力を備えられる学びの場として同胞たちからも大変好評をいただいています。
民族性を育む活動は社会人だけではなく学生会(日本の中学、高校に通う同胞青年たちの組織)にまで及び、そんな学生会活動の中で最も力を入れているのが夏の恒例行事、サマースクールです。
通称「サマス」は1965年に始まりました。
全国規模の大交流会という形でクルーズ船の上や離島で行なうなどの様々な工夫をこらして、最も多くて1500人が集まるほど学生会の一大イベントへと成長していきました。
近年は都道府県ごとに開催しており、今年は朝青結成70周年に際して全地域でブロック開催を予定しています。(ぜひ多くの関心とサポートをいただけたら幸いです!!)
支部と班を中心に朝鮮人としてのアイデンティティーを育んでいった同胞青年たちは、私たちの権利を獲得するための活動でその力を遺憾なく発揮してきました。
祖国と日本を往来する権利を獲得する際には大阪から東京まで徒歩行進を行ない日本市民たちの関心を集めたり、「外国人登録法」(外国人登録証の携帯義務や指紋押捺などを強要する法)を反対する際には300万人署名活動を繰り広げるなど(結果的に351万人の署名が集まった)、日本社会に大きなインパクトを残した歴史の先頭には常に朝青がいました。
特に高体連主催のインターハイに朝高生が参加できるよう訴えかけたり、朝鮮学校学生たちにJRの学生割引が適用されるために街頭に立ってビラを配るなど、朝青員たちはかわいい後輩たちのために常に尽力してきました。
そして今も「高校無償化」や幼保無償化、補助金の停止など民族教育を標的にするあらゆる差別に率先して立ち上がり、声を上げ続けています。
朝青はこのような実践活動を通して次の代を継ぐリーダーたちをひとり、またひとりと輩出してきました。
同胞青年たちを集め民族性を育み、継承者たちを育ててきた朝青の70年。
現在、青商会や女性同盟、総聯の支部や分会などで活躍し、その名のとおり同胞社会を守っている先輩たちの多くが朝青活動を経験した卒業生のはずです。
総聯が70年の歴史を紡いでこられたのは、若い同胞青年たちを朝鮮人として育ててきた朝青があったからと言っても過言ではないでしょう。
そしてその使命の重さと誇りを誰よりも自覚しているのも私たち朝青です。
結成当初からの使命と70年を通して築き上げてきた伝統を心に刻み、70周年を輝かせる活動を通して結成100年までの明るいビジョンを打ち出そうというのが今の朝青のメンタリティーです。
これからも同胞社会を先頭で盛り上げ、新しい時代を切り拓いていく朝青の活躍にご注目ください。
| 3月8日 | 兵庫コンペ |
| 3月9日 | 千葉コッペギカップ |
| 3月11-12日 | CPMセミナー大阪 |
| 3月11日 | 千葉フォーラム実行委員会 |
| 3月14日 | 第4回中央常任幹事会 |
| 3月17日 | 東京コンペ |
| 3月25-27日 | 第4回青商会学園 |